事業所について

大利根旭出福祉園は昭和61年4月に開設された、
障害者総合支援法による障害者支援施設です。

私たちの歴史
大利根旭出福祉園(昭和61年)

大利根旭出福祉園を運営する社会福祉法人大泉旭出学園の源は、昭和25年に東京・目白の徳川邸の一隅に、知的発達に遅れのある子どもの、全く私的な教育施設として発足した「旭出学園」です。この小さな学園は、昭和35年に学校法人旭出学園を設立し、旭出養護学校を開校。卒業後に一般社会で就職して働くことが難しい知的障害者の働く場、生活の場を作るために、「教育」から「福祉」につなぐ一貫体制を築きました。

作業棟(昭和60年)

学園の創立者であり、日本の知的障害者教育の第一人者でもある三木安正先生は、教育の目標を「それぞれの生活目標をもって生活していく人になる」と掲げました。三木先生は、例え障害があっても「指導と訓練によって日常の身辺整理や能力相当の作業を、よろこびをもって遂行できるようになる」と生涯教育と生涯福祉の重要性を説き、実践の場を拓きました。

第三期工事(生活棟増築)(平成4年)

大利根旭出福祉園は、障害が重度である方、ご高齢になられた方、刺激の少ない環境の中での生活が適すると思われる成人の方たちの生活の場として、昭和61年4月に千葉県香取市(旧・小見川町)に開設。以来、利用者の多様化や高齢化に合わせ、入所・通所、グループホームなどのサービスを拡充させてきました。また、地域奉仕活動や行事にも参加し、社会と関わりながら利用者の皆さんが穏やかな自分らしい生活が送れる場を提供しています。

大利根旭出福祉園(昭和61年)
作業棟(昭和60年)
第三期工事(生活棟増築)(平成4年)
旭出学園園歌
作詞 藤田圭雄  作曲 和田則彦

光る 光る 光る 大きなけやきの
葉に 幹に いつでも 明るい陽が
そそぐ いつでも 楽しい 夢がわく
光る あの窓 あの机
あさひで あさひで あさひでがくえん

できる できる できる 愛の力で
やりぬこう だれにも やさしく
誠実に だれとも 互いに 助けあい
できる 正しい よい仕事
あさひで あさひで あさひでがくえん

まるく まるく まるく 大きな大きな輪を
つくろう 世界の 子供に よびかけて
世界を 平和に いつまでも
まるく 正しく おだやかに
あさひで あさひで あさひでがくえん

大利根旭出福祉園の3つの方針

一人ひとりの
命と健康を
守ることを大切にします

一人ひとりの人権を
尊重し、その人らしい
暮らしの実現に向けて
支援します

一人ひとりの意思を
尊重し、社会参加の
実現に向けて支援します

サービス内容
1施設入所支援
定員60名(男30名・女30名)

日中活動以外の時間は生活支援サービスを行いながら、楽しい生活を送ることができるようにレクリエーションや利用者個々の趣味や興味のあるものを生かした活動を提供し、利用者の笑顔が多く見られるような支援を心がけています。

2生活介護
定員75名

食事や入浴・排泄などの日常生活上の支援サービスのほか、野菜作り、手工芸作品製作をはじめ、リハビリテーション、軽運動、クラブ活動を取り入れ、利用者個々のニーズに合わせたサービスを行っています。また、自宅やグループホームより通所し利用されている方には、地域の中でその人らしく暮らしていけるように支援し、自ら意欲をもって取り組める活動を提供しています。

3共同生活援助
(グループホーム)

定員6名(男3名・女3名)

さきがけの家
生活や健康面のサポートをしながら支援を提供しています。
所在地 香取市岡飯田444-1

4短期入所

定員4名(男2名・女2名)

家庭の事情により、短期間宿泊を伴う支援(入浴・食事等)を提供しています。

5日中一時支援(休止中)

定員6名

障害のある方の日中の活動の場を一時的に提供しています。